副業でコンサルタントとして月5万円を稼ぎたいと考えているけれど、どうやって案件を獲得すれば良いかわからない・・・そんなあなたに朗報です。
リクルートが運営する「サンカク」というプラットフォームを使えば、会社員のあなたでもゼロから副業コンサルタントとして活動を開始することが可能です。
この記事では、初心者でも分かりやすく、サンカクでの登録から案件獲得までの手順を7つのステップでご紹介します。
初めての一歩を踏み出す勇気を持ち、サンカクで副業コンサルタントデビューを果たしましょう!
サンカクの基本情報・特徴
まず最初に「サンカク」というサービスについて知っておきましょう。
サンカクは、リクルートが運営する、副業を探している会社員と中小企業をマッチングするためのプラットフォームです。
このサービスを利用することで、企業が抱える課題に対してあなたの知識やスキルを提供し、その対価として報酬を得ることができます。
サンカクの大きな特徴として、①地方の中小企業案件が多いこと、②スポット案件ではなく一定の契約期間を持った伴走案件が多いこと、③報酬水準が月額5万円程度の案件が多いこと、が挙げられます。
- 地方の中小企業の案件が多いこと
- スポット案件ではなく一定の契約期間の伴走案件が多いこと
- 報酬水準が月額5万円程度の案件が多いこと
さらに、サンカクでは案件によっては求人企業の指定により「座談会応募」と「選考応募」を選べる場合があります。
座談会応募では、選考の前に企業と応募者複数人でカジュアルに対話することができ、お互いの相性を確認したり、疑問点を事前に改称できたりします。選考応募では、正式な選考プロセスを経て案件を受注することができます。
座談会応募は選考応募の前に行われることが多いですが、実質的には集団面接の場として機能しているので、座談会応募と選考応募を選択できる場合には可能な限り座談会応募を選択しましょう。
Step1 会員登録
サンカクを利用するためには、まずアカウントを作成する必要があります。登録手順はとても簡単です。
公式ウェブサイトにアクセスし、必要な情報を入力するだけでアカウントが作成されます。
サンカクの公式サイトに行き、「新規登録」ボタンをクリックします。

リクルートIDとして登録したいメールアドレスを入力し、「仮登録メールを送信」ボタンを押下します。

記載したメールアドレス宛に仮登録メールが送られます。
そのメールの中に認証コードが記載されているので、30分以内にフォームにコピペして「次へ」を押してください。

会員情報の入力画面に進みます。必須事項をすべて記入したうえで「確認画面へ」を押してください。

確認画面で登録内容を確認したら、「登録する」を教えてください。

以下の画面が表示されたらサンカクへの登録は完了です!

Step2 レジュメ登録
次に、リクルートが提供するレジュメシステムに情報を登録します。
このレジュメを作ることで、あなたがどんなスキルや経験を持っているかを企業にアピールするためのものです。
画面に従って以下の項目を登録してください(※内容は2024年8月時点のもの)。
項目の数は多いですが、ほとんどが選択式になっているので、すべて登録し終えるまでにそれほど時間はかかりません。
また、必須ではない項目はスキップが可能です。
- 現在の年収
- 経験者数
- 直近の経歴の会社名
- 直近の経歴の職種
- 直近の経歴の詳細
- 最終学歴
- 最終学歴の学校名
- 最終学歴の卒業年月
- スキル
- 保有している資格・学位
- 直近の経験業界と部署
- 直近経歴の業務経験
- 直近のポジション・役職
- 回答結果からアピールしたいポイント5つ
- 希望雇用形態
- 希望職種
- 希望勤務地
- 希望年収
- 転職・仕事探しの意欲
レジュメを完成させたら準備はOKです!
Step3 案件を探す
プロフィールが完成したら、いよいよ求人案件を探しましょう。
以下がログイン後のサンカクのトップページです。

画像中央にある場所でタイプ・テーマ・地域から案件を絞り込むことができます。
また、画像の下部にある「掲載中のふるさと副業(全案件)」から案件を選択することもできます。
個人的なおすすめは、最初から絞り込みせず、まずは「掲載中のふるさと副業(全案件)」の掲載案件をざっと見ることです。
案件内容の雰囲気やトレンドを掴めるというメリットがあります。
気になる案件があったらクリックして詳細を見てみましょう。
案件詳細ページには次のような情報が書かれています。
- 企業情報
- 事業内容・ビジョン
- 事業課題・募集の背景
- お願いしたいこと・想定している進め方
- 求める人材像
- 副業マッチングの流れ
- 座談会応募か選考応募か
- 契約条件(業務委託内容、契約期間、想定報酬、備考)
など
特に、事業課題・募集の背景、お願いしたいこと、求める人物像、契約条件については注意して読み込みましょう。
求人を出している企業が何に困っていて、どのような手助けを求めているのかを把握することが重要です。
Step4 エントリーする
案件が決まったら、実際にエントリーしましょう。
これが企業に対してあなたの魅力を伝える最初のチャンスです。
このステップで気にすべきポイントは2つです。
- 応募形式
- 応募理由・アピールポイント
応募形式
サンカクでは応募形式が2種類あり、それが座談会応募と選考応募です。
座談会応募では企業が事前に複数の応募者を集めてオンラインで座談会を開催し、案件説明や質疑応答を行います。
その後、一部の応募者に声がかかり(サンカク内のメッセージ機能でやりとりします)面接へと進みます。
他方、選考応募はエントリーした内容で選考が行われ、それをパスした応募者は面接の声がかかります。
座談会応募はその名前こそ座談会ですが、参加できる人数が限られており、座談会の中で質疑応答が行われるため、実態としては一次選考としての集団面接の性格を持っています。
わざわざ時間を取って座談会の機会を設けている企業は「ミスマッチをなくしたい」、もっと言うと「はずれを引きたくない」と考えているでしょうから、座談会応募と選考応募を応募者が選べる案件であってもなるべく座談会応募を選択しましょう。
応募理由・アピールポイント
エントリー時に、専用フォーム内に400字以内で応募理由・アピールポイントを記入する必要があります。
テキストのみの入力であり、画像やファイルの添付はできません。
応募者は400字という少ないテキスト量の中で端的に自分の熱意や魅力を伝える必要があるため、工夫が必要です。
効果的な応募理由・アピールポイントの記載方法については、別の記事でノウハウを書きたいと思います。
Step5 面接
応募が通過したら、次は面接のステップです。
面接は、企業があなたの人柄やスキルを直接確認する場であり、あなたにとっても企業の雰囲気やニーズを把握する貴重な機会です。
同時に、他の応募者との差別化ポイントを際立たせ、最終的に企業に選んでもらう場でもあります。
面接では、事前準備として、ある「ひと手間」を加えることで、通過率をググっと上げることができます。
その「ひと手間」は別の記事でご紹介します。
Step6 業務委託契約を結ぶ
面接が成功し、案件を受注できたら、次は業務委託契約を結びます。
この段階では、契約内容をしっかりと確認し、納得の上で進めることが重要です。
業務内容、契約期間、報酬など、契約に記載されているすべての項目を慎重に確認します。
疑問点や不明な点があれば、必ず企業側に確認し、納得してから契約を結びましょう。
最近では、契約書の締結も電子契約を通じて行われることが多くなっています。
電子契約は、紙の契約と異なり印刷・製本・押印・郵送の手間を省くことができ、非常に便利です。
また、法的にも有効な手段として認められているため、安心して利用できます。
おすすめの電子契約ツールについては別の記事でご紹介します。
Step7: お仕事をして報酬を得る
契約が完了したら、いよいよ実際のお仕事が始まります。
ここからは、委託元となった企業とのコミュニケーションを大切にしながら、プロジェクトを進めていきましょう。
請求の締日になったら企業側に報告と請求を行い、報酬を得ましょう。
コンサルティングを役務として提供し報酬を得たあなたは、もう立派なコンサルタントです!
まとめ
サンカクを利用することで、副業コンサルタントとしての第一歩をスムーズに踏み出すことができます。
この記事ではステップバイステップで、初めての方でも安心してサンカクでの会員登録から報酬を得るまでの流れを説明しました。
まずは、サンカクに登録し、自分のスキルや経験をアピールすることから始めてみましょう。
少しずつ実績を積み重ねることで、自分自身の市場価値を高め、さらなる成長を目指すことができます。
副業としてのコンサルティングが、あなたのキャリアに新たな可能性を開くきっかけとなることを願っています。
コメント